STR5

STR5

2010シーズンはF1レギュレーションに変更が加えられたが、その中で最大と言えたのが、各チームがマシンの設計と製作の大半を独自に進めなければならなくなったことだった。つまり、このシーズンを戦ったSTR5は、ファエンツァのファクトリーとビスター(英国)の風洞施設の設計チームとエンジニアチームによる多大なコミットメントの成果だった。

テクニカルシート

STR5はジョルジオ・アスカネッリ、ベン・バトラー、ニコロ・ペトルッチが率いるチームによって設計された。STR5はコンポジット製で、サスペンションはフロントとリアに下反角がつけられたカーボン製アームが特徴だった。

STR5にはザックス製ショックアブソーバー、ブレンボ製ブレーキ、13インチホイールを備えたブリヂストン製タイヤが装着され、2,398cc V8のフェラーリ056エンジンと7速+リバース仕様の油圧制御トランスミッションが搭載された。

戦績

STR5はセバスチャン・ブエミ(スイス)とハイメ・アルグエルスアリ(スペイン)がドライブした。シーズン序盤は好調で、マレーシアGP / スペインGP / モナコGPでポイントを獲得すると、カナダGPとヨーロッパGP(バレンシア)でもポイントを獲得した。しかし、シーズン後半は苦しい戦いを強いられポイント圏外が続いた。シーズン後半のハイライトは日本GPで、シーズン最後のポイントが記録された。

スクーデリア・トロ・ロッソは計13ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権総合9位で終わった。

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STR5 主要諸元

シャシー

コンポジット・モノコック

トランスミッション

7速 油圧制御

タイヤ

 

サスペンション

フロント:アッパー&ロワーカーボンウィッシュボーン/トーションバースプリング/アンチロールバー/ザックス製 ダンパー

リア:アッパー&ロワーカーボンウィッシュボーン/トーションバースプリング/アンチロールバー/ザックス製 ダンパー

ブレーキ

ブレンボ製

エンジンスペック

シリンダー数
8
排気量
2398 ㎤
最高回転数
バルブ数
32
バンク角
90°
重量
> 95 Kg