ヤス・マリーナ・サーキット

ヤス・マリーナ・サーキット

ヤス・マリーナ・サーキットはゴルフコースやテーマパーク、高級ホテルなどを擁するアブダビの人工島ヤス島に位置し、2009シーズンの初開催以来F1シーズン最終戦の舞台として定着している。日曜夜にチェッカーフラッグが振られるアブダビGPは、過去幾度となくチャンピオン決定戦の舞台を演じてきた。アブダビGPをホストするヤス・マリーナ・サーキットは常設サーキットながら市街地サーキット的特徴も備えている。

サーキットの特徴

全長5.5km・コーナー数21(右コーナー9 / 左コーナー12)のヤス・マリーナ・サーキットはシケインや低速コーナー群で区切られたロングストレート2本を擁する。このサーキットのF1マシンには、低速コーナーを最大限攻めながらロングストレートでのスピードも維持できる優れたエアロパッケージが用意されるため、ドライバーたちは大きなダウンフォースを得ることになるが、エンジンやギアボックス、ブレーキに多大な負担がかかる上にマシンの全体的な信頼性も不可欠なため、エンジニアたちは多忙な週末を過ごすことになる。

ヤス・マリーナ・サーキットの路面は非常にスムーズで、グリップレベルは中程度だ。レースは夕暮れ時にスタートするため、レースが進行するにつれて路面温度は低下する。このような条件下でのタイヤマネージメントはマシンパフォーマンスにおいて最も重要な要素になる。

ルイス・ハミルトンはアブダビGPで過去5勝を挙げており、マクラーレン時代の1勝を除いてすべてメルセデス時代に記録している。しかし、トラックレコードはレッドブル・レーシングで過去3勝を記録したセバスチャン・ベッテルが保持しており、2009シーズンの決勝レース中に1分40秒279を記録した。

サーキットデータ
初開催2009年
周回数55周
サーキット全長5.554 km
レース距離305.355 km
ラップレコード1分39秒283 – ルイス・ハミルトン(2019年)