モンツァ・サーキット

モンツァ・サーキット

モンツァ・サーキットはF1カレンダーで2番目に古い常設サーキットだ。イタリアGPの伝統的ホームとして知られ、1950年以来、1回の例外を除いて毎年イタリアGPを開催してきたこのサーキットは、ヨーロッパ最大の歴史的公園のひとつに数えられる美しいモンツァ国立公園の中に位置している。

サーキットの特徴

正式名称アウトドローモ・ディ・モンツァの建造は1922年に遡る。現在は非常に長いストレートがシケインや低速コーナーで分断されたレイアウトとなっており、他のサーキットとは異なる独自のマシンセットアップが要求される。ストレート中心のレイアウトのためマシンはローダウンフォースにセットアップされるが、ブレーキング時に十分なダウンフォース量を発生できるバランスに優れた空力パッケージも必要になる。そのため、このサーキットではマシンの姿勢を大きく乱すことなく縁石を乗り越えていけるサスペンションシステムが特に重要になる。

1周の全開率が70%に達するこのサーキットではエンジンにとって厳しいレース展開になる。モンツァ・サーキットが “スピードの神殿” と呼ばれているのも納得だ。また、エンジンはシケインからの立ち上がりで良好なトラクションを発揮する必要もある。ハイブリッドシステムについては、ヘビーブレーキングが求められるポイントが少ないためエネルギー回生の機会は少ないが、ターボの余剰ガスによるMGU-Hの回生エネルギーで補える。

モンツァ・サーキットはイタリアに本拠を置くF1チームのホームレースになる。ドライバーの最多優勝記録はミハエル・シューマッハルイス・ハミルトンが5勝で並んでいるが、コンストラクターの最多優勝記録はフェラーリがリードしており、これまでに19勝を記録している。

サーキットデータ
初開催1950年
周回数53周
サーキット全長5.793 km
レース距離306.720 km
ラップレコード1分21秒046  – ルーベンス・バリチェッロ(2004年)