レッドブル・リンク

レッドブル・リンク

レッドブル・リンクはかつてA1リンクと呼ばれており、そのさらに前はエステルライヒリンクと呼ばれていた。半分以上が山地や森のシュタイアーマルク州に位置するレッドブル・リンクは、オーストリアGP / シュタイアーマルクGP観戦のためにこの地を訪れる自然愛好家には特別な喜びとなる。レッドブル・リンクは全長4.3kmで、各チームにはマシンセットアップの正しい妥協点を探るためのハードワークが求められる。

サーキットの特徴

レッドブル・リンクはミディアム〜ハイダウンフォースタイプのサーキットだが、海抜677m地点に位置しているため空気が薄く、エンジンへの負担は大きい。

海抜の高さはブレーキの冷却にも影響する。レッドブル・リンクにはハードブレーキングコーナーが4つ存在し、ブレーキシステムの冷却に利用できるコーナー間の距離がさほど長くない。したがって、トラブルを避けるためにはブレーキディスクやキャリパーを適正温度に保つことが不可欠となる。

レッドブル・リンクの最難関コーナーはターン2だ。ここでは、約305km/hでアプローチしながら、わずか125m(または2.8秒)以内に67km/hまで減速する必要がある。このサーキット最大の不確定要素はやはり天候で、シュタイヤーマルク州の天候は目まぐるしく変化する可能性が高い。そのため、天候変化に即座に反応できるレース戦略を用意することが極めて重要となる。

2020シーズンのオーストリアGPとシュタイアーマルクGPを含め、メルセデスがレッドブル・リンクで通算6勝を挙げている。また、ドライバーはミカ・ハッキネンニコ・ロズベルグマックス・フェルスタッペンが2勝ずつ記録している。

サーキットデータ
初開催1970年
周回数71周
サーキット全長4.318 km
レース距離306.452 km
ラップレコード1分5秒619 – カルロス・サインツ(2020年)