シルバーストン・サーキット

シルバーストン・サーキット

イギリスGPはノーザンプトンシャーにあるシルバーストン・サーキットで開催される。シルバーストンは古い歴史を持つサーキットで、1950年に創設されたF1世界選手権の初めてのGPがここで開催された。

サーキットの特徴

シルバーストンは18のコーナーで構成される全長5.8kmのサーキットで、シーズン屈指の高難度を誇る。ドライバーたちはこのサーキットの流れるようなコーナー群を愛しているが、各コーナーで正確なターンインを行うためには高いダウンフォースレベルが求められる。シルバーストンの楽しみのひとつは、マゴッツ / ベケッツ / チャペルと呼ばれるターン10〜14にかけての複合S字セクションを踊るように抜けていくマシンを眺めることだ。このセクションを抜けていくマシン群は観客にアドレナリンラッシュをもたらす。

シルバーストンはブレーキへの負担が最も少ないサーキットだろう。ドライバーたちが左足でブレーキペダルを操作するのに費やす時間は、1周のわずか8%ほどだ。流れるようなコースキャラクター半径の大きいターンで知られるシルバーストンでは減速がそこまで求められない。しかし、天候が厳しくなれば、ブレーキシステム全体の温度維持が難しくなり、ブレーキディスクのグレージング(表面がガラスのようになってしまうこと)が起きる可能性が出てくる。

シルバーストンは、ホームヒーローのルイス・ハミルトンのフェイバリットサーキットで、ハミルトンはこれまでに7勝を挙げている。最多優勝回数記録を所持するコンストラクターはフェラーリで、これまでに14勝を記録している。

サーキットデータ
初開催1950年
周回数52周
サーキット全長5.891 km
レース距離306.198 km
ラップレコード1分27秒097 – マックス・フェルスタッペン(2018年)