F1世界選手権 2008シーズン

F1世界選手権 2008シーズン

2008シーズン

チームとファンの記憶の中で2008シーズンは今も色鮮やかに残っている。ニューマシンの開発により多くの時間を充てるべく、スクーデリア・トロ・ロッソは前シーズンのマシンを2008シーズンのレギュレーションに適合するようにモディファイして序盤戦を戦う決断を下した。STR2Bのステアリングは2人の “セブ” − ドイツ出身のセバスチャン・ベッテルとフランス出身のセバスチャン・ブルデー − が握った。

ブルデーが7位でフィニッシュしてF1デビュー戦でのポイント獲得を記録した開幕戦オーストラリアを除き、STR2Bはレースで目立ったリザルトを残せなかった。しかし、STR3がモナコGPでデビューし、タフなモンテカルロ市街地コースでベッテルがトップ3に迫る4位でフィニッシュすると、たちまちチームの士気は高まった。

ベッテルはフェラーリエンジンを搭載したSTR3と相性が良く、スクーデリア・トロ・ロッソのホームレースだったイタリアGP(モンツァ)では雨中の予選で全力を出し切って見事ポールポジションを獲得。同様にウェットコンディションとなった決勝でもベッテルはレースを完全に支配し、F1初優勝を記録した。

ベッテルはさらにブラジルGP(インテルラゴス)でも4位入賞を記録。スクーデリア・トロ・ロッソはポイントをさらに重ねて素晴らしい形でシーズンを締め括った。チームは合計39ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権総合6位で2008シーズンを終えた。

2008シーズン用マシンをチェック: STR3