F1世界選手権 2009シーズン

F1世界選手権 2009シーズン

2009シーズン

F1世界選手権2009シーズンは大幅なレギュレーション変更が最大の特徴となった。スリックタイヤが1997シーズン以来の復活を遂げ、エアロダイナミクスが簡素化され、付加デバイスやサイドポッドのチムニーが禁止された。また、フロントウイングが幅広になり、ダウンフォースを削減してマシンのスピードを抑えるためにリアウイングの高さが引き上げられた。

しかし、このような劇的な変化は必然的にレギュレーションの抜け穴を生むことになり、一部のチームはその抜け穴を活用してシーズン前半戦を圧倒した。

スクーデリア・トロ・ロッソの2009シーズン用マシンSTR4はレッドブル・テクノロジーとの共同開発モデルで、フロントエンド構造はレッドブル・レーシングRB5と同一だったがリアセクションは完全に異なり、フェラーリ製エンジンとのフィッティングを主眼に設計された。ドライバーはフランス人セバスチャン・ブルデーとスイス人セバスチャン・ブエミが務めた。

開幕戦でダブルポイントフィニッシュを飾り、スクーデリア・トロ・ロッソは幸先の良い滑り出しを見せたが、シーズンが進むにつれて状況は難しくなっていった。そのため、チームは2009シーズンに物議を醸した “ダブルディフューザー” をシーズン中盤のハンガリーGPで投入。また、このレースではブルデーに代わりスペイン出身のハイメ・アルグエルスアリがF1デビューを果たした。合計8ポイントを記録したスクーデリア・トロ・ロッソは、コンストラクターズ選手権総合10位で2009シーズンを終えた。

2009シーズン用マシンをチェック: STR4